日 時:平成22(2010)年1月27日(水) 13:00~15:00
場 所:名古屋大学 ベンチャービジネスラボラトリー3階 ベンチャーホール(名古屋市千種区不老町)
主 催:名古屋大学 エコトピア科学研究所
協 賛:電気学会東海支部,IEEE名古屋支部,LED照明推進協議会
参加者:118名
あいさつ
長﨑 正雅 (名古屋大学)
LEDが変える地球環境
山中 脩 (豊田合成/JLEDS)
人と電気のハイブリット、電動アシスト自転車
高橋 大輔 (ヤマハ発動機)
司会: 遠藤 奎将 (名古屋大学)
内容
電気は市民生活に溶け込んでおり、環境と調和した持続可能な社会の実現のためには、市民一人ひとりが電気に対する理解を深め電気の大切さを知り、電気を上手に使ったエコライフを目指すことが望まれます。そこで本寄附研究部門では、市民公開講座を平成18年度より年2回企画・開催して,一般市民と共に学ぶ機会をつくっています。今回、「LEDが変える地球環境」および「人と電気のハイブリット、電動アシスト自転車」をテーマとして、第8回(平成22年1月27日)を開催し、100名を超える聴講者がありました。
長﨑正雅エコトピア科学研究所教授からの開会の挨拶の後、遠藤奎将エコトピア科学研究所客員教授の司会の下、山本脩氏(豊田合成(株)/LED照明推進協議会)よりLEDに関して、次いで高橋大輔氏(ヤマハ発動機(株))より電動アシスト自転車に関してそれぞれ講演が行われました。
山本氏からは、LED照明を中心に、照明全般に関わる省エネルギーの流れについて講演がされました。手回し発電機を用いた消費電力を実感できるデモや、白色LEDの原理の実演を交えての講演で、聴講者から「なるほど!」との声が多く聞かれました。
高橋氏からは,電動アシスト自転車の動作原理や有効性だけでなく、商品開発における苦労なども交えての講演がされました。講演後には,希望者に電動アシスト自転車の試乗会も行い,その効果を実感してもらいました。講演会終了後も質疑が絶えず,大好評の市民公開講座でした。
なお、本市民公開講座の様子は,名大トピックス202号に掲載された。