7「電気工学分野の人材育成日本の未来を担う技術者を育てる施策~」

日 時:平成26(2014)年1月24日(金) 14:00~17:00
場 所:大同大学 滝春キャンパス A棟本館14F交流室 (名古屋市南区滝春町10番地3)
主 催:名古屋大学エコトピア科学研究所
協 賛:中部パワーアカデミー,電気学会東海支部,IEEE名古屋支部

パネルディスカッションテーマ

  • 今後の日本を担う電気工学の技術者像
  • 電気技術の重要性・社会貢献
  • 企業/大学/高専/高校の連携方法
  • 人材育成(対話能力、理論的思考)

コーディネータ

花井正広(名古屋大学)

パネリスト

井上俊光(中部電力)
神保睦子(大同大学)
鈴置保雄(名古屋大学)
松本英彦(三菱電機)

内容

「パワーテクノプロムナード」は,電力システムの今後のあるべき姿,及びその礎となる電力技術,人材の育成のあるべき方向性について,各界の有識者によるパネルディスカッションを通して議論していくことを目的とする。第1~3,6回は次世代電力システム・機器の技術課題を議論し,第4,5回では電気工学分野の人材育成について,教育現場と企業の視点からそれぞれ議論した。今回(第7回)は,双方の視点をまとめ,日本の未来を担う技術者を育てる施策について考える場として,大同大学,名古屋大学,中部電力,三菱電機からパネリストを招き,大同大学において開催した。

コーディネータである花井正広エコトピア科学研究所教授による田中信夫エコトピア科学研究所所長の挨拶(代読)および趣旨説明の後,前半では,電気技術の重要性をどのようにアピールし,電気技術を目指す技術者,特に女性技術者をいかに増やしていくかについて議論がされた。後半では,前回までに議論された求められる技術者像をもとに,そのような人材を育成する方法や,そのための企業,教育機関の連携はどうすべきかなどについて議論がされた。

企業,教員,学生などの様々な立場からの参加があり,パネリストのみならず会場からも多くの議論が交わされた。今回までのディスカッションにより,初等教育から高等教育までの間での様々なタイミングでの課題が整理された。上記の様々な立場において課題が共有されたことが,今後の人材育成の施策に大きく寄与することになると期待できる。