日 時:平成23(2011)年11月29日(火) 15:00~16:30
場 所:名古屋大学IB電子情報館IB071講義室
講 師:Karlsruhe Institute of Technology, Germany; Prof. Dr. Mathias Noe
参加者:46名
主 催:名古屋大学エコトピア科学研究所
内容
超電導現象の発見から今年で100年を迎えた。その有用な特徴から,電気エネルギー機器への応用も早くから進められてきており,いくつかの実機が製造されるに至っている。今回の講演会では,各種電気エネルギー機器への超電導の応用の歴史と共に,最新動向および将来の方向性について講演がされた。
ケーブル,回転機,変圧器,電力貯蔵,限流器,磁気浮上式鉄道といった様々な機器に対して超電導の応用の研究が進んでいることが紹介され,いくつかはプロトタイプから初期的な実機導入まで進んでいることが述べられた。
これらをさらに実用段階まで進めるために必要な事柄について議論がされた。