6 市民参加アベニュー 「メガソーラーを間近で見よう」

日 時:平成25(2013)年6月5日(金) 13:00~17:20
場 所:中部電力(株) メガソーラーたけとよ
参加者:76名

内容

電気は市民生活に溶け込んでいて,無駄使いしている意識が乏しい一方で,エネルギー問題,環境問題はそのターニングポイントが迫ってきている。

そこで,市民1人1人が,電気の理解を深め,電気の大切さを知り,日常生活の場で実践するよう,定期的な講演や見学会を通じて学ぶ機会を「市民参加アベニュー」と題して年2回を目途に開催している。

今回(第6回)では,再生可能エネルギーとして期待がされている太陽光発電の現状について講演を行うとともに,実際に稼働しているメガソーラーシステムの見学を行った。

これまでの市民参加アベニューは名古屋大学での開催であったが,今回は,見学先である中部電力(株)メガソーラーたけとよにて76名の参加者を迎えて開催した。

早川直樹 エネルギー科学研究部門長の挨拶の後,山中三四郎 名城大学教授より「太陽光発電 日本の現状」と題して,太陽光発電の特徴についての説明と共に,経済性の早期確立への誘導や,電力系統との調和が必要なことなどの課題について国内外の実例を交えて講演がされた。

その後,メガソーラーたけとよ及び武豊火力発電所の見学を行い,太陽光発電の可能性を実感するとともに,電力安定供給の重要性について学んだ。
今回は,学外での開催ということで,事前に参加受付を行ったが,予想を大きく超える反響があり,早々に定員に達することとなった。太陽光発電に非常に大きな興味と期待がかけられていることの証左であると思われる。