3 市民参加アベニュー 「電気のふしぎ やっぱり電気はおもしろい」

日 時:平成23(2011)年8月19日(金) 13:00~16:30
場 所:名古屋大学 シンポジオン会議室 (名古屋市千種区不老町)
主 催:名古屋大学 エコトピア科学研究所
協 賛:電気学会東海支部,IEEE名古屋支部,中部パワーアカデミー

プログラム

  • あいさつ
    北川 邦行 (名古屋大学エコトピア科学研究所副所長)
  • 毎日のくらしの中の電気―電気っていったい何?
    小島 寛樹 (名古屋大学)
  • 身のまわりのおもしろ実験
    柴垣 寛治 (鈴鹿工業高等専門学校)

内容

電気は市民生活に溶け込んでいて,無駄使いしている意識が乏しい。
しかしながら一方で,エネルギー問題,環境問題はそのターニングポイントが迫ってきている。

そこで,市民1人1人が,電気の理解を深め,電気の大切さを知り,
日常生活の場で実践するよう,定期的な講演や見学会を通じて学ぶ機会を作っていくことを目的とし,「市民参加アベニュー」と題して年2回の開催の計画を予定している。

今回は学校の夏休み期間中であることを利用し,特に小中学生を対象として実験をまじえた講演を実施した。

北川邦行副所長の挨拶の後,名古屋大学 小島寛樹准教授より「毎日のくらしの中の電気―電気っていったい何?」,鈴鹿工業高等専門学校 柴垣寛治講師より「身のまわりのおもしろ実験」と題してそれぞれ講演を行った。小島准教授からは,普段の暮らしで利用している電気が,どのように作られ送られてきているかについて説明がされ,エネルギー問題についても触れられた。

柴垣講師の講演では,プラズマボールのデモや,塩水電池,紙コップスピーカーの製作の実験を参加者に実施してもらい,身近な電気現象を体験してもらった。その後,超高圧電子顕微鏡の説明及び見学を実施した。

小中学生15名を含む75名の参加者をえて,実験の成否はそれぞれあれども,非常に興味を持って実験を実施していただき,大変好評であった。

小島 寛樹 氏
柴垣 寛治 氏
実験工作中
電子顕微鏡見学