日 時:平成25(2013)年6月6日(木) 13:00~15:00
場 所:名古屋大学IB電子情報館 IB071講義室
講 師:東京大学 大崎 博之 氏
参加者:約30名
内容
超電導技術の鉄道システムへの応用が期待されるものとして,特に超電導リニアと超電導ケーブルについて講演がされた。超電導は大電流,強磁界を可能とし,電気機器の軽量化,コンパクト化,高効率化などが期待されている。磁気浮上鉄道もその一つであり,既に上海などで実用化がされている。特に超高速鉄道への応用として,中央新幹線が挙げられる。講演では,リニア同期モータの原理から超電導コイルの設計における様々な技術について解説がされた。また,鉄道システムへの期待される超電導の応用分野として,直流き電システムへの超電導ケーブルの適用が述べられ,大きな経済性の向上が期待できることが解説された。