日 時:平成24(2012)年11月7日(水) 13:30~17:00
場 所:名城大学 名駅サテライト 多目的室
(名古屋市中村区名駅3-26-8 名古屋駅前桜通ビル13階)
主 催:名古屋大学エコトピア科学研究所
協 賛:中部パワーアカデミー,電気学会東海支部,IEEE名古屋支部
参加者:63名
パネルディスカッションテーマ
- 電気工学分野の教育・研究テーマの動向
- 電気工学分野の相対的な人気
- 電気工学分野に入学する学生の状況
- 優秀な(欲しい)学生とは
- 学生への電気工学分野のアピール方法
コーディネータ
花井正広(名古屋大学)
パネリスト
佐藤義久(大同大学)
長尾雅行(豊橋技術科学大学)
松村年郎(名古屋大学)
光本真一(豊田工業高等専門学校)
安井晋示(名古屋工業大学)
山中三四郎(名城大学)
内容
「パワーテクノプロムナード」は,電力システムの今後のあるべき姿,およびその礎となる電力技術, 人材の育成のあるべき方向性について,各界の有識者のシンポジウムにおける講演や, パネルディスカッションを通して議論していくことを目的としている。
今回(第4回)は,電気工学分野の人材育成について, 各大学・高専における状況を紹介するとともに,優秀な学生が電気工学分野に集まる仕組みについて考える場として, パネルディスカッション形式で名城大学名駅サテライト(MSAT)にて開催した。
田中信夫所長の挨拶,コーディネータである花井教授の趣旨説明の後, 各パネラーからそれぞれの大学・高専における電気工学分野の人材育成の現状について紹介された。
引き続いて,電気工学分野に優秀な学生を集める方策や,大学での教育の方向性について会場を含めて討論された。
優秀な学生を集めるにおいても育てるにおいても,動機づけが重要との意見が多く出された。
大学関係者のみならず,人材を受け入れる企業や,大学へ学生を送る高校からの参加者もあり,多面的な議論が行われた。 また,当事者である現役学生からも活発な意見が出された。 今回のパネルディスカッションにより,電気工学分野の人材育成について教育現場の視点から課題が整理された。 これを受け,次回以降,企業で必要とされる技術者像について議論を行う場を設ける予定である。